豊岡藩陣屋

別名-  付近住所 豊岡市京町5-28 現在 市立図書館
2007/7/21 案内板アリ


杉原長房→
杉原重長→
杉原重玄

天領

京極高盛→
京極高住→
京極高栄→
京極高寛→
京極高永→
京極高品→
京極高有→
京極高行→
京極高厚 
 付近一帯は、中世以来の北但馬地方支配の拠点となった場所である。
 江戸時代およびそれ以前の織豊時代には陣屋や領主館が置かれ、さらに古くは、但馬守護山名氏の北但馬支配のための重要な位置を占めてきた。
 図書館建設に伴って発掘調査をしたところ、現在の地表面から約2m下に江戸時代後期の建物跡が、さらに数10cm下には江戸時代初期の建物跡などが見つかっている。その下層からも織豊期の建物跡などが多くの遺構とともに発見された。
 円山川の洪水から陣屋をまもるため、当時大量の盛土が施され、各時期の遺構が地下に良好に遺存することとなったものである。
 陣屋(政庁)の北と西側を限る堀や石垣、裏門(搦手門)の痕跡も見つかり、江戸時代初頭ころの豊岡陣屋の実態が明らかにされた。

 
           旧豊岡県庁門  

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